親のフィルターと子どものフィルター(2)

昨日の続きから

 それは、人其々のフィルターの違いです。私たちは誰も皆、
現実世界の情報を人其々が持つフィルターを通して知覚しています。
この為、同じ時間に同じ場所を歩いていても知覚された情報は
其々違ったものとして取り込まれます。今回、僅か数行の事例を
読まれたAさんとBさんとでは全く違うキャラのクライアントが誕生します。
これもお二人のフィルターの違いから起因していると推察されます。


前段が長くなってしまいましたが、これは親子間 特にお子さんが
幼ければ幼いほど顕著なギャップが生じます。故に私たち親は
幼児の知覚とのギャップに気づかず関わってしまいがちになります。

これを防ぐには常に子どもの上質世界に関心を寄せておくこと
そして子どもの話を傾聴する関りが有効と言えるでしょう。