実際の生活では時間が・・・


富士見幼稚園さんでの講演で頂いたご質問の中から・・
Q.実際の生活では、「時間」というものがついて回るが
    その中でも 子ども自身が決めたり、この前に立たないように
    するにはどうしたら良いか?
    ゆっくり向き合える時だけで良い?
というご質問を頂きました。
そのお気持ちとても良く分かります。

まず一つ、知っておいて頂きたいことがあります。
それは、子どもと大人の時間感覚が異なるという事です。
大人はやらなければいけないことが脳裏に浮かび
ついついせっかちになりがちです。
それに対し、子どもは今 目の前にあることが
全てです。ですので、あれをやってこれをやって・・
といった段取りを意識した行動にはなりません。
で、理想を言えば出来るだけ 子どもの時間間隔に
大人が併せてあげたい。ですが、なかなかその様な関わり方が
出来ない事情も皆さんお持ちだと思いますので、
「出来るだけ子どもの時間間隔で・・」という前置きの上で
出来る範囲で子どもと向き合うというのが 現実的なのでは
ないでしょうか?

言葉だけでは、なかなか微妙なニュアンスが伝わるのか
自信が持てませんが ご理解いただけそうでしょうか・・?