子ども食堂キッズハピネス 次年度への思い(1)


来月11月24日の第6回子ども食堂を終えると活動後、一年となります。
そこで、今から活動実績報告・決算報告・そして来期への展望について
少しずつ準備にかかっております。
そこで、少し早いですが現時点での簡単な振り返りと
来期の展望・夢について 何回かに分けてご紹介させて頂きます。

今回は今年一年の活動を簡単に振り返らせて頂きます。
まず、食堂を始める大きな切欠は 昨年のある日、掛川市役所の一角で
生後2,3か月位の幼い赤ちゃんを抱っこした若いお母さんを見かけた
ことだったように思います。丁度、その時期はコロナの影響で
経済的に厳しい子育て世帯に補助金?が支給されていた時期で
このお母さんがウロウロしていた廊下がその受付事務所の前だったのです。
恐らく、手続きをしようと来庁したけど入り辛くて前をウロウロだった
のだと容易に察せられました。

皆さんは「貧困の世襲化」という言葉があるのをご存じでしょうか?
私もこの時期に知ったのですが・・・
経済的に厳しい家庭環境で育った子供たちは、満足な食事もできず
満足な教育機会も得られず、結果その子の人生も貧困に陥りやすいという
社会問題を言います。

この言葉を聴いたとき、私には あの時の若いお母さんに抱かれた
赤ちゃんの寝顔が目に浮かびました。子どもには何ら責任はない!
折角、この世に生まれてきたのに生まれてきた環境だけで
その子の人生が決まってしまうなんてまるで士農工商 封建時代にでも
戻っている様な・・くそ面白くもない時代に戻っている様な・・
これで、スイッチが入ったんだと思います。
「打倒! 貧困の世襲化」 と言っても大きなことはできませんから
出来るところからやれば良いのです。

そして、立ち上げてみようと思ったのが「子ども食堂・キッズハピネス」です。

次回投稿に続く