ここ迄の子ども食堂・キッズハピネス経緯③


私のHP、ブログをご覧頂けている皆さん若しくは私の講演等を聴いたことの
ある方出れば皆さん ご存知かた思いますが、私は10年来 子ども園、幼稚園
保育園、小中学校等でお子さんを持つ親御さん向けに、ご家庭でのお子さんの
心を育む内容で講演を行っています。講演内容は、お子さんの年齢によっても
主宰者の希望によっても変わるのですが、演題は終始一貫「どんな環境にあっ
ても幸せになれる子 育て」です。この中で、私は自分の人生の幸・不幸を
決して環境のせいにせず、自分で自分の幸せを見つけ自分の責任で幸せな人生
を生きていける子ども の心の育みを説いております。
でも、この時に目にした生後数か月の赤ちゃんの人生は如何なものでしょうか?
ある程度、自立する迄に 成長に必要な食事は取れるのでしょうか?
そして、自分で自分の人生を切り開くうえで「心」と両輪で不可欠な「充分な教育」
を受けることが出来るのでしょうか?
 この時に私が思ったのは、このお子さんが幸せな人生を切り開けるか否かは
この親子の課題でなく、社会の課題なのだろうと思えたのです。
生後数か月で経済的困窮家庭で育つ子どもたちに「自己責任」という言葉が当て
嵌まるでしょうか?
間違いなく社会の課題だと思えたんです。
そう考えたら、「出来るかどうか?」ではなく「やるか?やらないか?」となった
のです。