他人のせいにしてしまう子どもの対して・・・


皆さん こんにちは
今日も前回記事に続き 講演会で頂いた
子育てに関するお悩み、ご質問に応えて参りたいと思います。
今日のお悩みは、
  「他人のせいにしてしまう子どもに対してどう接したら・・?」

確かに、気になる言動ですね
それは、こんなお子さんの思考は 何故なら、幼児期の自立心の芽を
摘んでしまう言葉に思えますので・・・

では、こんなお子さんの思考は どこから身に付いたのでしょうか?
恐らく、過去のご家庭での親御さんとのやりとりから生まれている
ことが多い様です。まず、その原因となった出来事を想像してみましょう

例えば、お母さんが食事の準備をして お皿にスープなどを入れて
テーブルに運んでたりすると 幼い頃のお子さんは お母さんの真似をして
スープを運ぼうとして 握力も弱かったり上手く運べずに
床に零してしまうってこと良くある光景ではないでしょうか?
こんな時に、親が子どもに対してどんな声掛けをしていたかです。
恐らく、反射的に こぼしてしまったお子さんを責めてしまいがちです。

忙しい時に、時間がない時に しなくても良いことをやって・・!etc
これは親の立場からすると最もなのですが・・
この時期の子どもは 親の真似をしたがります。挑戦したがります。
出来るか出来ないかは考えず 兎に角、やってみたいのです。
そして、多くは失敗してしまいます。
ここで、子どもの心の成長のことを考えると 子どもの行動、その結果を
責めることは 基本的に避けたい事なのです。

恐らく、幼児期のお子さんを持つご家庭においては 日常茶飯事の
ことだと思います。そして、親の方は叱ったことすら日が経つと
忘れてしまうと思いますが、子どもの方からすると
ここでキツク怒られた 嫌な気持ちになったを多く経験すると
トラウマになってしまう子どもも多くいます。
そして、その結果 
  何か失敗した? → 親から責められる → 咄嗟に逃げる(言い訳を探す)
とい循環に陥りがちです。

とは、言っても 親からすると この様な知識を頭の片隅に置いていたとしても
日常生活の中ではツイツイがあると思います。

先ず今日の記事の中では この様なお子さんが持つ心のトラウマについて
その原因となりがちなことを抑えて置いて頂きたいと思います。

では、この様な言動になりがちなお子さんに
親として どの様に関わっていきたいかについて
また、後日 ご紹介させて頂きたいと思います。