親に余裕がなく子どもと関わる時間が充分に取れていない・・


皆さん こんにちは 今日も昨日に続き
先日の講演会で頂いたご相談について
お答えして参ります。
今日のお悩みは・・・
「親に時間的な余裕がなく子どもとの時間を充分にとれていない」です。

最近は、ご夫婦共働きで この様なお悩みを持つ親御さんも
増えて来たように思います。
実は私達夫婦も共働きで二人の子どもを育てて参りました。

まず、今回は3~5歳のお子さんを持つ親御さんということですので
愛着形成の時期は過ぎているという前提でお話させて頂きます。

以前、俳優の小泉孝太郎さんがTVで小泉家の子育てについて
紹介されていた番組を視たことがあります。
その際、孝太郎さんのお父さん(純一郎さん)は政治家で多忙で
あったこと、実のお母さんは離婚したため 実際の子育ては
伯母さん(純一郎さんの姉)がなさっていたことを紹介されていました。
その中で、両親が殆どかお会わすこともない家の中で育たれたのに
全く寂しさを感じなかったと言われています。
その理由として伯母さんの存在が大きかったのは勿論ですが
父・純一郎さんが どんなに忙しくとも毎日決まった時刻に
家に電話をかけてきて、子ども達のその日の様子や気持ちを
聴いていくれていたそうです。それも毎日、決まった時刻に・・

子どもも5歳前後になれば 親が忙しいというのは肌で感じ
理解できるようになっています。
だからといって、親との接点がなくて良い時期では決してありません。
ですので、少ない時間ながらも 親がその時間は仕事よりも何よりも
自分との時間を最優先してくれている、自分のことを大切にして
くれていると 子ども自身が実感できるような絆を持つことが
有効に思えます。 仕事が忙しいも人其々程度の差があると思いますが
例えば、毎晩 お風呂には一緒に入ることを欠かさない
    毎夜、寝かしつけは欠かさない etc
といった具合に、一日の中で何か一つでも 子どもとの時間を
最優先する様な親の姿勢を子ども感じ取れれば それ程
心配はないのかもしれませんね
如何でしょうか・・?