子育ては親育て・・・

皆さん こんにちは 今日は以前講演させて頂いた際に
あるお母さんから頂いた ご感想を取り上げさせて
頂きたいと思います。 そのご感想とは・・

親の私自身が精神的に幼く、日々の子育て忙しさや不慣れから 
焦ったり上手くいかないと自分にイライラして子どもに当たって
しまう事ばかりでした。
今日のお話を聴いて、まずは自分が変わる(成長する)必要性を感じました。

このご感想読ませて頂いて、本当 真面目にしっかりと子育てに
向き合っておられるお母さんだな~って言うのが 私の最初の
ご感想でした。 そして、同様のご感想を頂くことって結構
あるんです。 で、この方が書かれている自分が変わる 上で
少し頭の隅に 置いておいて欲しいエッセンスを
今日はご紹介させて頂こうと思います。

まず、それは この様な視点でご感想を頂けるお母さんの子育ては
恐らく 現時点でも 満点とは行かないまでも、充分に及第点は
行っていると思います。ですので、先ず最初に目を向けて頂きたい
ことは 今迄のご自身の子育てを認めてあげて欲しいのです。

多分、講演の中でもお話したと思うのですが お子さんの
足りないところ、出来ていないところに私達親の目が行きやすいのですが
ここを 意識して出来ている所、充たしている所に目を向けましょう
といったお話をさせて頂いていると思います。
で、先ずい伝えしたいのは そのお子さんへの視方を ご自身の
今迄の子育て(関わり方)にも宛がって頂きたいのです。

兎角、私たちは 出来ていないところを見つけて直す という
視点・行動になりがちです。 このお母さんの冒頭のご感想も
お子さんの出来ていないところに目が行きがちだったご自身への
反省からお書きになっている様に感じられます。 これだと自責の
念が最初に来てしまい ご感想にある様に焦ったりイライラしたり
といった悪循環に陥りがちです。

そんな時は、ご自身のこれまでのお子さんとの関わりを
(満点でないのは当たり前)ご自身でしっかり褒めて認めて
から ご自身の行動を変えてみようと 取り組んで頂きたいと
思います。

「子育ては親育て」と良く言われます。
子どもを持って初めて体験、学ぶのが子育てです。
誰も初めから上手く何て行きません。
大切な子育てが長い期間であること その中で
お子さんの成長と歩調を合わせて 親業も成長して
いけばよいのだと思います。

まずは、此処までのご自分の子育てに ご自身への愛情100%で
褒めてあげてください。