自分の意見をはっきり言える子・言えない子


三笠書房 アドラー博士の子どもに自信をつける魔法のしつけ より以下引用

あるテレビ番組で、小学生に、将来何になりたいかをインタビューしている
場面を見たことがあります。ある子どもは「有名高校・有名大学に入って
一流企業で働きたい。」と応えていました。他の子ども達は「医者になりたい」
「弁護士になりたい」と答えます。隣ではお母さんが「この子は小さい時から
こう言ってるんです。」と嬉しそうに笑っています。
果たして、この子たちの夢は本当に「一流企業で働くこと」「医者・弁護士」でしょうか
中略
この子たちは、自分の夢や希望というよりも親を喜ばせるための人生を選んで
進んでいってしまうのです。

皆さんの育ったご家庭では如何でしたでしょうか?
この場面に出てくるような親子関係だったという方もいらっしゃるのでは
ないでしょうか? この様な場合、親が自分の願望を子どもに押し付けてしまっています。
更に、問題の根が深いのに 親は自分の願望を押し付けることで子どもを幸せに
出来ると思い込んでしまっていることです。 これが自分の愛情であるかのように・・
こうすると、子どもは大人になっても自分で何がしたいのか
どんな人生を生きていきたいのか 全く分からなくなってしまいかねません
何故なら自分で自分のことを考えなくなってしまうから・・

この点については、過去の講演等でも触れておりますので
ご興味ある方は、下記サイトより聴講者の方のご感想を
読んでみて下さい。 こちらから