子どもの”リスクある冒険”を見守れる親・・・


三笠書房 アドラー博士の子どもに自信をつける魔法のしつけより以下引用

学校を一年間休学して海外留学しようとしたある女子高生がいました。
彼女が通っていた高校は公立で、留学制度もなければ留学の前例もありません。
留学を決意した彼女に対して、学校は「待った」をかけました。
「何も、無理をして、いま、留学することもないのではないか」
「大学に入ってからでも遅くは何のか」と先生は彼女に言いました。
先生は留学から帰って来た彼女が、日本の学校で孤立してしまうことに
不安を抱いた様です。親も同じような不安を抱いていて、彼女を思い
留まらせようとしました。しかし、「高校生という立場で留学したいんです。」
今留学したいという気持ち、直接目で見て、肌で感じて外国の文化を吸収したいんです。
いま留学したいという気持ち、直接目で見て、肌で感じて外国の文化を吸収したい。
知りたいという気持ちは、先には延ばせません」と彼女の決意は固い様です。

皆さんが親としてこの様な立場に立った時、皆さんは彼女の親御さんの様に
振舞うことはできますでしょうか? もし、出来ないとしたらどの様に
我が子に接していかれますでしょうか?
愛する我が子を護りたい、親である私が護らなければならない
私たち親は 子どもの幼い頃からずっとこの様な想いを持って育ててきたと思います。
しかし、子どもが成長しこの様な思いを口にした時に 私たちの我が子を守ろうとする
気持ちは 子どもの将来の幸せに取って果たしてどうなのか・・・
予め考えておくことも必要なのかもしれませんね

この点については、過去の講演等でも触れておりますので
ご興味ある方は、下記サイトより聴講者の方のご感想を
読んでみて下さい。 こちらから