自分の判断で動ける子、大人の評価を気にする子 投稿日: 2022-05-23 (2022-05-14) 投稿者: %s yamachan 三笠書房 アドラー博士の子どもに自信をつける魔法のしつけ より以下引用 先日、散歩に出かけたときのことです。 公園では、ボランティアの人たちが清掃活動をしていました。 ふと見ると、草取りをしているお母さん達の傍で、 小さな子ども達が一生懸命にお手伝いをしていました。 その中の一人のお母さんが、自分の子どもに向かって 「○○ちゃんは、お手伝いしてくれていい子だね。 先に帰っちゃったお兄ちゃんよりずっと立派だよ」と言いました。 もう一人のお母さんは、「お手伝いをしてくれていてありがとう お母さん嬉しいな」と言いました。褒められた子ども達は 嬉しそうな顔をして、お手伝いを続けました。 この二人のお母さんの褒め方の違い お判りになりますでしょうか? 褒められてうれしい子ども二人の気持ちは同じです。 けれども、人を伸ばすという意味においては、 二つの「褒め方」は全く違います。 はて、皆さんは この二つの褒め方の違い ご理解できましたでしょうか? 最初のお母さんの褒め方は、お子さんの行動をお兄ちゃんを例に比較して 褒めています。比較ですので、お母さんの価値観を通して評価しています。 もう一人のお母さんは お子さん自身の意思(自分からお手伝いしよう) という判断を、お母さんが喜んでいる気持ちを伝えています。 子どもの心の成長を考えた時、この二人のお母さんの褒め方は 決定的な違いを生みますね。 皆さんは、お子さんの この様な行動を目にした時に どちらの褒め方をされていますでしょうか・・? 過去の講演会の様子はこちらから Tweet