自尊心のある子


三笠書房 星一郎著「アドラー博士の子どもに自信をつける魔法のしつけ」
より以下 引用 

アリが自分の体の何倍もある様な食べ物を引っ張って
いるのを見ると、私たちは思わず「すごい」と感心して
しまいます。アリにとってはきっと当たり前のことでしょう。
しかしアリの生きていくための営みそのものが私たちを感動させるのです。
では、私たち人間はどうでしょうか? 私たちは日々の生活の中で
大人も子どもも、それぞれに悩みや問題を抱えています。
でもそれに負けることなく、一生懸命に生きています。
この様に生きている事こそが尊敬に値するのではないでしょうか?
人は生きているだけで、人に愛される価値があり、丁寧に扱われる
価値があるのです。
「自尊心を持つ」とは、「自分が生きていることを尊敬する」
ということなのです。これまでの人生や、いま、自分がここに
いると言うことそれ自体が尊敬に値するということです。

本当、同感ですよね この日常を頑張りながら額に汗する日々
その平凡な生き方こそが尊敬される生き方なのでしょうね
そう思えると、自分に自信が湧いてきます。
こんな心境を 子どもの心に育んでみたいものですね