我が子が落ち込んでいる時の効果的な関わり方・・(2)


前回記事の続きから・・

こんな時、私の声掛けは・・・
我が子をハグしながら「辛かったね!」「落ちちゃったんだね!」等々と
声掛けをします。 
この声掛けの意味というか、DON’TMINE方式との違いは
何かというと・・
「不合格」という現実を子どもの心にしっかり刻むと言うことです。

この子どもにとって、嫌な・不都合な現実ですが 子どもの心の成長を
願った時に、この辛い現実に子ども自身がしっかり向き合うことは
とても重要なことと思うからです。
私たちの子どもは 今後、長い人生を生きていく中で間違いなく
今回の様な辛い現実と向き合う場面があることでしょう。
その時に、その現実とシッカリ向き合える心を育むことはとても大切です。
先ほどのDON’TMINE方式は、一時的な子どもへの慰めにはなるかと
思われますが、その後の子どもの成長に結びつくかは少々疑問です。
何故なら、現実逃避する思考が身についてしまう可能性があるからです。

これに対し、幼い我が子をハグしながら「辛かったね」と子どもの感情に
寄り添う声掛け(共感)をすると、恐らく 子どもはその場で大泣きします。
と同時に、この時子どもは「不合格」という辛い現実をしっかり受け容れます。
この辛い現実にしっかり向き合うと言うことは子どもの心の成長にとって
とても意味があることなのです。

そして、此処までは第一STEP!
続いて第二STEPがあるのです。それは、次回に続きます。