ウェルビーングとお金の関係(2)


前回記事にの続きです。

年収についても、純資産額についてもある水準を超えると
幸福感との「正の相関 関係」が崩れるのは
その水準を超えてから感じられる幸福感は「ドーパミン」から
くる幸福感であるということです。
このドーパミンという脳内ホルモンが影響していると言われています。

私たちの幸福感が発生するメカニズムには3つの脳内ホルモンが
影響していると言われます。その3つの脳内ホルモンとは
「セロトニン」「オキシトシン」「ドーパミン」の3種類です。
この中でドーパミンは、例えば収入の場合 
努力の結果、収入が増えてくれば ”増える”ことに達成感、幸福感を感じ
”もっともっと”と追い求めていきがちになります。

脳内ホルモンの三層構造
この幸福感を高める3つの脳内ホルモンは三層構造からなっていると
言われています。この3層構造は一層目が「セロトニン」、二層目が
「オキシトシン」、三層目がこの「ドーパミン」と言われています。
ですので、年収及び純資産の一線を越えてドーパミンを満たそうと
「もっともっと」モードに入ってしまった人たちの場合の多くは、
一層目・二層目を疎かな対応に陥ってしまう場合が多いのです。

私たちの本来求めるものは、収入や純資産額を更に増やすことではなく
幸福感の高い日々、毎日を送ることです。
そんな時は、この原点を見失わずセロトニン、オキシトシンを
満たすような選択を心がける必要があるということなのでしょうね。