問題は子どもにある・・・?


講演等でも良く話すのですが、以前 私のところにお子さんの
ことで相談に見えたあるお母さん・・
「3人子どもがいて上の子下の子は子供らしく活発なのですが、
真ん中の子は愚図で私のところから離れようとせず・・
どうしたら真ん中の子のそんな気質変えられるでしょうか?」
というご相談に見えたお母さんがいらっしゃいました。 
この時、私は随分率直の意見を述べさせて頂いたように思います。
「真ん中のお子さん 慎重派なんじゃないでしょうか? 
子どもは兄弟でも気質は随分と違うのは極々一般的ですよ! 
お話を伺う限りでは、真ん中のお子さんに
何ら問題があるように思えませんが・・
むしろ、問題はお母さんの真ん中のお子さんに対する
視方にあるのではないでしょうか・・?」
幼児期のお子さんを持つ親御さん 
わが子が問題のある子といった相談に見えることが良くあります。
でも、本当にそうでしょうか?
私には、その多くは親の子どもに対する視方であったり
関わり方に問題を感じるケースが多くあるように思われます。
親であっても、我が子の気質を変えることはなかなかできないはずです。
むしろ、そんな時は わが子に対する視方・関わり方を変えることの方が
余程、容易であると同時に親子にとって「幸福」な選択といえるのではないでしょうか?