親は環境・・


先日、あるお母さんとお話をさせて頂いてとても強く感じたこと・・
とても真面目な方でお子さん(お一人)との向き合い方にも 
このお母さんの真面目さがヒタヒタと伝わって来るようでした。
でも少し気になったのは、真面目に考えすぎて一人で
背負いすぎてないかな・・?肩に力入りすぎていないかな・・?
少しムキになっちゃっていないかな・・?ってこと
私は、農業もやっています。畑にはキウイやブドウ、モモ、
かんきつ類等 いろんな作物を植えています。
勿論、それぞれの作物その時期時期に様々な手をかけます。
水やり、肥料、剪定等々 でもこれらも基本的には補助的な
作業でしかないように感じています。
そこには、作物が本来持っているDNA、生命力を信じその成長を
手助けする補助的な作業でしか無いように感じているのです。
先ほどの様な親御さんに出逢うとふとそんな農業のことが頭を過ります。
子育ても同じなのではないでしょうか? 
子育ての主役は明らかに子ども自身です。親ではありません。
親は子どもの持つDNA・生命力を信じ子どもが健やかに育つような
環境でしか無いように思うのですが皆さんは如何でしょうか?
先ほどの様なお母さんにお会いするとすっかりご自身が主役に
なっている様な・・確かに、お子さんが幼いとその分
親が守ってあげなければなりません。責任も重いでしょう。
でも、子育てにおいては親はやっぱり子どもが健やかに育つための
環境でしかないように思うのです。それを親が主役になってしまうと、
逆に子どもの成長を邪魔することになりかねません。
私たち親は我が子のDNAを信じたいものです。
何故なら、それは皆さんとパートナーお二人のDNAなのですから・・
そういう意味では、「子育て」というより「子育ち」なのかも知れませんね!