子育ての主人公は…?(1)


以前、講演にお伺いしたある幼稚園で
園長先生が仰っていたお話にこんなお話がありました。
その園は市立幼稚園なんですが、その近くの私立の
幼稚園では学芸会で子ども達がやる演技があたかも
子どもへの教育を狙ったものというより
明らかに親が喜ぶものをやっているというのです。

一般に幼稚園での学芸会の教育目標は自己表現の
機会を通して様々な学びを経験させようという意図が
あるもので それを観た親が喜ぶのはあくまで
副産物なはずなのですが そこを履き違えてしまって
子どもの成長でなく 親の受けを重視してしまっているという
ことをこの園長先生は憂慮されていたのだと思います。

この辺りに透けて観えてくるのは幼児期の教育、子育てが
親が主人公になってしまっているケースが多いのでは
ないかということです。

皆さんの子育ては如何でしょうか?
知らず知らずに 親が主人公になってしまっている
ケースが結構ある様に思われます。
で、親が主人公の子育てに陥っている場合
幼児期のお子さんの様子を観察していると
とてもよく分かるんです。

それは、私が幼児教育をさせて頂いて
気にかけているポイントの一つでもあるのですが…

この続きは次回の投稿で…