マインドフルネス 基礎・実践講座 投稿日: 2018-02-25 (2018-02-26) 投稿者: %s yamachan 昨日、マインドフルネス 日本での第一人者である 早稲田大学 越川先生が来静されての講座が開催されると いう情報に接せられたので行って参りました。 五時間の講座でしたが、期待通りの内容でとても面白く なるほど… なるほど〜 と頷いたりとても楽しい講座でした。 講座の中で特に印象的だったのが 「することモード」と「あることモード」です。 することモードとは、自分の考えている理想と現実世界で知覚した 情報とののギャップを課題と捉え この課題を如何に埋めていこうかとする対処の仕方で この場合、現実世界を知覚した際にネガティブな解釈と共に 否定的な思考に陥り(選択し)やすく この行動メカニズムの中では更なる不安や怒りの連鎖へと 繋がり鬱や精神疾患などに陥りやすくなります。 これに対し「あることモード」での対処は 自分の知覚した情報に意味付けをせず在るが儘に捉え 心の中にスペースを広げ その中にそっと置いておきます。 例えば、「妻に嫌なことを言われた」でなく 「妻が◯◯と言うのが聞こえた」という様に意味付け 解釈を一切付けずに感じたまま透明の状態で心に置いておく スペースを作り そこにそっと置いてみる と言う情報処理の 仕方になります。 これができる様になると衝動的な犯罪に走ってしまったり 周りにイライラして当たってしまったりなどなど といった問題行動を自身でコントロールできる力がつきます。 私たちは、日常 「することモード」でばかり情報処理を している為にストレスに悩み、更なる不安や怒りを深めて しまいますが、この「あることモード」も身につけ自身で 2つを使い分けられる様になるとイライラ等からも解放され 人生を生き易いものにしてくれるということです。 ここで大切なのは「することモード」を否定はしていないということ この二つの存在を知り使い分けられるようにするということです。 そして、この「あることモード」を身に付けるトレーニング 方法として注目されているのが“マインドフルネス”なのです。 今回の学びはとても新鮮で興味深いものでした。 また、カウセリングのknow-howを磨く上でもとても有効な 学習になると認識できました。今後 更に学びを深め会得したいという欲求が湧いて参りました。 もう少し理解を深められたら子育て心理学講座でも セッションしたいと思います。楽しみにしてくださいね! Tweet